【2020年金運】占いで見るアフターコロナ。東京は長い不況に入る?

3月 5
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2019年12月に、お隣の国・中国の武漢という町で、野生動物からヒトに感染するコロナウイルスが発生しました。それはヒトからヒトに感染することとなり、ついに「COVID-19(新型コロナ)」と名付けられて、世界に広がってしまったのです。

 

この記事が世に出るのは2020年3月上旬で、世界はまだ混乱の中にあります。するとこれからの景気が気になりますよね。2020年の金運はどうなのでしょうか。今回は、アフターコロナショックを見据えて、2020年の金運がどのように変化するのか、占いの角度からみていきます。

 

東京は長い不況に入る

 

ずばり、断言しますが、占いによると東京は長い不況に入ります。リーマンショック級のダメージを経済は受けるでしょう。理由はいくつかあります。

 

  • 見えないので人が集まる場所がクラスターとなるので危険
  • 外出ができないのではなく、しない。自粛をいつ解除するか決断できない
  • もともと、米国株が買われ過ぎで高値圏だった
  • アベノミクスは国と日銀主導の作られた株価だった

 

これを順番に解説していきます。

 

見えないので人が集まる場所がクラスターとなるので危険

 

まず、新型コロナは見えないウイルスです。小さすぎて目には見えません。風邪の一種ではあるのですが、感染力が著しく強く、クルーズ船やライブハウス、病院といった密室では、次から次に感染してしまいます。また、触ったものを経由しても感染しますので、スポーツジムや学校なども、ものを共有するので危険だと考えられています。

 

よって、いま、求められているのはとにかく外に出ないこと。仕事はリモートワークで、買い物はインターネットで、そして外出時はマスクをつけて最大限警戒し、帰宅したらすぐにうがいと手洗い。この徹底が求められるのです。

 

これまで、経済は人が集まるところにコップを置くことで、水が飲めるという仕組みでした。よって、人が交差しなければ経済も生まれないのですが、その人が、自宅に閉じこもってしまって、外の経済活動を行わないのです。

 

レストラン、カフェ、アパレル、映画館、遊園地、カラオケ、ドラッグストア・・・人がやってくることを前提としたビジネスは多数あります。今流行りのタピオカミルクティもそうです。人と人が関わり、集まるからこそ、経済活動が生まれていました。

 

しかし、すべて自粛自粛で、閑古鳥が泣いています。正確には、半分の人は自宅待機で、もう半分は外出でも、感染を押さえられるというシミュレーションはあるのですが、国や自治体は一斉に休学し、一斉に横並びでの対処を求めています。

外出ができないのではなく、しない。自粛をいつ解除するか決断できない

 

さらに、外出ができないのではなく、あえてしないということです。私たち国民は、みな東日本大震災や台風など、たびかさなる災害から学んでいます。よって、大騒ぎせず、パニックにならず、冷静にみているはずなのですが、それが一斉に自粛となってしまっています。

 

一斉に自粛ということは、東日本大震災のときとは違って、なんとなくみんなで自粛しているのではなく、リーダーの自粛願いによって、自主的に自粛しています。よって、この自粛の解除が大きな問題になってくるのです。

 

仮に、2020年7月の東京オリンピックが開催されるにせよされないにせよ、自分たちで決断できないのが日本という社会です。なぜなら、責任を取る必要があるからです。よって、いつまでも、自粛を解除して、さあ、街に出てくださいとはいえないのです。つまり、いつ自粛が終わるか、まったく見えないのです。

 

仮に5月末にコロナが終息したとしても、その終息を誰が判断するのか?総理大臣なのか専門家委員会なのか、その後、誰かがコロナにかかったら?死者がでたら?いろいろなことを想定し尽くして、身動きが取れないのが、現状です。

アベノミクスは国と日銀主導の作られた株価だった

 

さらに、2013年から絶好調の株価を牽引するのが、アベノミクスです。アベノミクスはとにかく経済が好調だということで、長期政権化してきました。ここでは、政権養護も批判も避けたいと思いますが、とにかく、モリカケで疑惑ができても、桜を見る会で疑惑ができても、お友達をえこひいきしても、何をやっても、経済が好調なので、みんな支持していたのです。

 

そのアベノミクスは、国が大株主である日銀によって作られています。日銀が何度もETFを買って株価指数を上げ、毎年6兆円ものETFをどんどん買うことで、株高を演出してきました。それにつられて、どんどん他の株価もあがり、内部留保が増えて、配当金で投資家も潤い、いい感じに日本経済がまわっていたのです。

 

しかし、アベノミクスはひとつだけ失敗があります。それが、世間の格差が広がって、一般の会社員の方々の給与がまったく上昇していないことです。貯蓄から投資への合言葉をベースに、なんとかつみたてNISAやiDecoで株を一般人にも買ってもらい、どんどん株を買って売らないというスタンスで株高が進んできていましたが、コロナショックでとにかくもう株価が乱高下してむちゃくちゃになってしまいました。

 

有事の金(GOLD)も大きく下がっています。なぜなら、リスクヘッジのはずのGOLDは、大きくレバレッジをかけていた人たちが追証という追加入金を迫られ、換金のためにGOLDまで売りに出されたからです。

 

このように、市場がパニックになっており、この後は長い不況がまっています。リーマンショックは回復に5年かかりました。

もともと、米国株が買われ過ぎで高値圏だった

 

さらに、NISAやつみたてNISAなどで米国株にも熱い視線が注がれていました。インターネット証券会社を使えば、どんどん海外の株が買えてしまいます。しかし、それこそが、株価の天井のサインでした。もともと米国株は買われ過ぎで、調整を待っていた状態だったのです。

 

日本人が米国株に殺到するぐらいですから、それはプロの投資家にとっては売りどきだったのかもしれません。

 

新型コロナが社会に与えたインパクト

 

ただ、悪い面ばかりではありません。これまで、何をやっても変わらなかった、「通勤」「満員電車」という日本の悪い面が、なくなりつつあるのです。混み合った満員電車はコロナウイルスの繁殖場所になりますから、パンデミックを避けるため、いやおうなく時差通勤や在宅ワークが進行します。

 

そのテレワークの浸透こそが、日本社会に大きな変革をもたらしてくれます。なぜなら、これまで、時間の評価、つまり労働時間が長い人が有利で、必然的に男性かつ専業主婦の妻を持つ既婚者が仕事に熱中できて有利だったものが、成果ベースに変わっていくからです。

 

リモートワークは、長時間座席に座っていることを見抜けません。リモートで見えないからです。その代わり、仕事をしたかどうかは、成果つまり何をアウトプットとして提出したかによります。つまり、やってる風が通用せず、本当に仕事をしなければならないのです。

 

さらには、本当に仕事をしていれば、午後から皿洗いをしても、子供と遊んでも、買い物にでかけても、問題がないのです。自己管理ができる人にとって、これほど恵まれた仕事の仕組みはありません。

 

アフターコロナの世界

 

では、アフターコロナの世界はどうなるのでしょうか。

まず、通勤がなくなってリモートワークの生産性が意外と良いことがわかり、社会に当たり前の働き方として根付くのではないでしょうか。とくに、子育て世代にはリモートワークほどマッチした働き方はありません。

 

また、それにともなって、これまで職住近接が理想とされてきた住宅事情も変化します。UberEatsが豊富だったり、公園やカフェが近かったり、最新の家電が入る部屋だったりと、住みやすさそのものに価値が置かれる日が来るはずです。よって、不動産価格は一時期落ち着きますが、その代わり品質が上がります。

 

ただ、社会が落ち着くまでは多少の時間がかかるかもしれません。リーマンショックは株価低迷を抜け出すまで5年かかりました。しかも、2008年9月にリーマンショックがあって、2011年には東日本大震災が起こり、政権交代で株価があがったのが2013年です。つまり、長い年月を要して、株高を待っていた形です。

 

アフターコロナは、その低迷期と同じぐらい、長い迷走期間が続くはずです。しかし日本のみならず世界で一丸となって、この危機を乗り越えていこうという姿勢がありますから、株価も回復しますし、実体経済もまた復活することでしょう。

 

どうやってお金持ちになればいい?

 

では、肝心の金運を上げる方法を見ていきます。

やはりお金持ちになるには、運を引き寄せることが大切です。人の運、時の運、時代の運、、、では、新型コロナウイルスで時代の運を引けなかった私たちは、不幸になるしかないのでしょうか?

 

そんなことはありません。たとえば、いま米国株投資が流行っていますが、それでも十分、お金を作ることができます。S&P500と呼ばれる株価指数は、200年間上昇を続けています。これから、数年ほど低迷したとしても、また上昇基調に入ることはほぼ間違いありません。

 

それなら、この低迷している間に、仕込みをしておけばいいのです。コツコツと毎月、数万円を入金して、上がっても下がっても、ショックを受けたり喜んだりしながら、コツコツ続けます。その動じない心こそが、金運を引き寄せる何よりの素養です

 

上がっても下がってもコツコツ。暴落したら売りたくなりますし、高騰していたら興奮して買いたくなります。しかし、金運は実のところ、感情より理性に宿ります。

 

また、お金に動じない心を手に入れることができれば、それが何よりの財産となります。いまから25年かけて、月3万円でS&P500を買うとしても、老後には2600万円ぐらいになっているはずです。老後資金はこうやってつくります。

 

ビジネスとは別に、また、自分の本業や副業とは別に、金運を高めましょう。

2600万円では、老後に足りない!と思われるかも知れませんが、25年間、株式市場や金融商品について勉強し続けたら、相当な知識がついていると思われますので、そのときまた、配当金投資に切り替えるなどして、資産を減らさないまま不労所得だけ受け取ればいいのです。

 

金運の正体は、動じない心と知識!

 

そう、この金融市場や株式についての正しい知識と、相場のアップダウンに動じない心こそが、金運の正体です。お金は、心のなかで願っていても、現金を数えていても、勝手には増えません。

 

トマ・ピケティという学者さんが『21世紀の資本』という本で明らかにしたのが、

 

「r > g」

 

という法則です。これは何かというと、働いて資産が増えるスピードより、投資で配当金などが増えていくスピードのほうが、早いということ。

 

実際、やってみるとわかりますが、投資は配当金を受けて、それを再投資しはじめると、ものすごいスピードでお金が増えていきます。まるで魔法にかかったかのように、配当金再投資スキームはスピードが早いのです。

 

これが、「r > g」の不等号かと、実感できますので、あなたもぜひ、数万円を持っていたら投資してみてください。ネットの証券会社ならどこでも構いません。

 

金運を上げる方法は

 

金運を上げる方法は、とても具体的なものです。

知識をとにかくつけることと、相場や買い煽りに左右されない心を持つことです。SNSなどをみていると、買いましょう、私は買いました、といった「煽り」を見かけることがあります。買ったという報告そのものも、ある種の煽りです。

 

よって、それらに動じない心を保つ必要があります。

そのために何が必要なのか。まず、老後から逆算することです。70歳までに資産3000万円を作るという目標を立てたら、あとは月3万ずつ株に投資していけばよい、さらに、間に合わないので6%で回す必要がある、ということです。

 

長期の投資を視野にいれて、結果から逆算する。それによって、自分が何をしたいのかがみえてきます。しかも、6%で成長しなければなりませんから、仕手株に気を取られているわけにはいきません。ただひたすら、米国株、S&P500を仕込んでいく必要があります。

 

今回は、少し理屈っぽい話になってしまいました。

しかし、金運は具体的な行動で上げることができます。それが、知識と動じない心です。このふたつを念頭において、ぜひリテラシーを高めてください。

 

参考文献

『21世紀の資本』(トマ・ピケティ 著)

 

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